マサカリ投法

マサカリ投法と言えば、ロッテ・村田兆冶そのひとである。
この前、モルツ球団の試合を東京ドームに見に行ったときのことである。
未だマサカリ投法衰えを知らず。
まさにその通りであった。
現役引退後も体の手入れを怠っていない証拠であろう。
今でも現役で通用するのではと期待を持たせるほどの投球内容である。

彼は長年の投手生活のなかで右ひじを痛め、痛めた箇所にメスを入れて再起にかけた男でもあった。
手術後は長きに亘るリハビリにも絶え、見事サンデー兆冶として復活したのだった。
メスを入れた右ひじの酷使を避けるため、彼は週に一度日曜日にマウンドに立ったのだった。
その雄姿を覚えている人も多いと思う。
人々はその勇ましい姿に感動し、惜しみなく拍手を送り、そして涙したのだった。

人間がそこまでやれると言うことを彼は証明してみせたのだった。
あくまでも謙虚に、ひたすらボールを投げつづけた彼の姿は永く人々の記憶の中で生きて行くのだと思う。
マサカリ投法・サンデー兆冶未だ健在なり。
野球をこよなく愛する者として、決してうわべの華やかさに囚われることなく、本物を知る目を持ち続けたいものである。

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