勝利を祈って

2003-07-11

プロ野球中継のなかで、カメラがとらえたものは。
外野スタンドで手を合わせてただひたすら御ひいきチームを応援する姿。
若い女の子たちが映っていた。
その試合最大のピンチを向かえ、彼女達の脳裏には昨日の負け試合が過ぎっていたのかも知れない。
今にも泣き出しそうな様子で手を合わせ念じる姿に私も釘付けになったのだった。
本当のところ、私も彼女達と同じ気持ちだった。
ここのところあまり勝った試合を見せてもらっていなかったのだ。
決して他球団に劣らない力を持ち合わせているはずにもかかわらず、低位に甘んじている姿を見ることは正直つらいのである。
しかし今夜は違っていた。あの健が踏ん張った。
170球あまりを投げて完封したのだった。
もう言うことはあるまい。
よくぞ、よくぞである。テレビに映っていた彼女達の喜び様を想像しながら、ホッとした気分になった。
おじいちゃんから始って三代にわたり応援してきたチームである。
それはもう生活の一部に、いや生活そのものになっているのである。

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