参謀

2003-04-11

参謀、この名前の響きには頼もしささえ感じる。
御大将の傍らにいて、大将の意思をみなに伝え、また大将に対し貴重な助言を与える。
楯ともなり踏み台ともなる存在である。
そんな参謀が大将の前に出てきてしまっては組織がもたないのは明らか。
そんな事態に陥った球団があった。
あの達川監督率いる広島球団であった。
ヘッドコーチが何を血迷ったか、第二の監督としてチーム内に鎮座してしまっていた。
これではいくらなんでも闘うチームにはなり得なかった。
しかしその広島にいま名参謀が出現した。
山本監督のもと、ヘッドの松原コーチである。
あるクロスプレーに対し、監督が猛烈な抗議を始めた時、このままでは監督の退場も予想されると判断したヘッドは監督の代りになるべく、監督に勝る抗議を始めたのだった。
そのヘッドの気持ちは画面からもはっきりと窺い知ることができた。
案の定、松原ヘッドは猛烈な抗議ゆえに退場となった。
しかし、それはそれでよかったのだった。
松原ヘッドは楯となり、監督を身を持って守ったのだった。
参謀とは知力とともに楯となり、踏み台となる器量こそが要求される立場なのであった。

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