育てる球団

育てる球団。松田新オーナーから出てきた言葉である。
迷うことなく引き継がれている信念である。
勝ち負けだけの野球ではかなわない。
手塩にかけて育てた選手をファンと一緒になって応援して行く。
素晴らしい言葉の連続であった。
選手を中心にして地域一体となって育てて行く。
そんな選手達の成長を見れることこそ、ファンの本当の幸せかも知れない。
確かに勝ち負けだけが野球だとしたら、その後には何も残らないのかも知れない。
所詮頑張ったところで勝率7割が限度のはずである。
優勝の行方はほぼ2球団に絞られてきた。
出来ればその最終レースのなかに入っていて欲しかった。
でもベテラン・若手とも必死にプレーする姿にそんな思いは消えていた。
3年目の栗原の初安打が初ホームラン。
ここを正念場と奮闘する前田、緒方等のベテラン勢。
人生を語るには早いものを感じるが、あえて言うなら選手達のあの姿こそ我々の人生そのものではないかと思う。
そう簡単に勝ち負けがつくものではないことを一番分かっているのは自分達ではないかと思いながら、また選手達の姿を追ってしまうのだった。

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